『そもそもインプラント治療って何?』
~インプラントが第三の歯といわれる理由~
インプラントという言葉は医療ではよく使われる用語で、人工の材料や部品を
体に入れることの総称です。
例えば、整形外科なら骨折した部分や関節に人に素
材を入れて骨をつないだり補強したりすること、美容外科で豊胸のためにシリ
コンを入れたりすること、また心臓のペースメーカーなどもインプラントといい
ます。
歯科インプラントとは、歯のない場所に人工的な歯の根っこ(人工歯根)をつ
くり、その根っこを使って独立した一本の歯をつくり上げることです。
この「独立した歯」というところが、ブリッジや入れ歯(部分人れ歯)と大きく
異なるところで、たとえ人工物であっても、再生不可能だった永久曲に近い状態が甦ると
いうイメージから、「第三の歯」と表現する人もいます。
『歯科インプラントの歴史』
人工歯根の歴史はインカ帝国時代にまでさかのぽることができます。南米ペル
ーのマリ市博物館には、歯が抜けたところにエメラルド製の歯根が植えられたミ
イラが展示されています。
また、アメリカ合衆国のハーバード人学には南米ホンジュラスで発見された7世
紀ごろのものと思われる標本が所蔵されています。
この標本には天然歯を模造した数歯分の人に歯根が植えられていて、レントゲン撮
影によって骨との結合が一部認められたことから、世界最古の歯根型インプラン
トとして認知されています。
現在のインプラント治療の技術は、1952年、スウェーデンのブローネマルク医師に
よって確立されました。
日本では1980年代中ごろから、歯科大学や歯学部でインプラント治療への取り組
みが行われるようになりましたが、本格的な動きとなったのは、1988年、インプラント
治療を行う歯科医が世界中から集まって開催されたトロント会議以降といえるでしょう。
したがって、日本でいちばん長く使われている例は約20年。スウェーデンなど
では30~35年の使用例も出ています。
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