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インプラントがぐらつく原因

インプラントがぐらつく原因

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インプラントの知名度が上がり、健康な歯と同じように利用している方も徐々に増えてきました。しかし、インプラントは何のメンテナンスもせずに、使い続けられるものではありません。毎日の丁寧な歯みがきで自分の歯を守るのと同じように、インプラントにも丁寧なメンテナンスが必須となってきます。

しかし、丁寧な扱いを心がけていても、インプラント治療後にぐらついたり、抜け落ちたり、欠けてしまったりとトラブルが起きることもあります。今日はインプラント治療後のトラブルとして起こりうる例を取り上げてます。

1.インプラントの構造

2.埋め込んだインプラントのトラブル

3.上部構造のトラブル

4.歯茎のトラブルによるぐらつきの原因

5.その他の症状

6.メンテナンスでしっかり長持ちができます

1.インプラントの構造

インプラントは、基本的に被せ物・アバットメント・インプラントの3つのパーツから作られています。

インプラントにぐらつきが起きるのは、インプラントを構成するこの3つのパーツの内のどれかに問題があるか、インプラントを支える顎の骨や歯茎に問題が起こる場合の2つにわけられます。

埋め込んだ器具によるトラブルの時は、さらにインプラント本体か被せ物(上部構造)かのどちらかに原因が分かれます。原因別にどんなトラブルが予測されるのか見ていきます。

2.埋め込んだインプラントのトラブル

インプラント治療では歯茎と歯を支える骨に穴を空けて、インプラント体を埋め込む手術を伴います。インプラントを埋め込んだ後は、自然治癒の力を利用し、骨とインプラント体が結合するまで一定の期間を設けます。インプラント体はチタンでできており、生体親和性があるため、拒絶反応を起こすことなく、人体の一部として結合できるのです。インプラント体が原因で起こるトラブルには以下のようなものがあります。

(1)インプラントがぐらつく

インプラントがぐらついているとおいしい食事も食べられません。治療後、数カ月してもインプラントが根元から動いている場合は、インプラント手術の失敗が考えられます。インプラント体と骨との定着がうまくいっていないということです。原因は、穴を空ける際のやけど、不適切な埋入位置、骨が薄い、骨密度が低いなどです。 ぐらつくのがインプラント体そのもの(根元部分)なのか被せものだけなのか、自身で判断できない場合は確認してもらう必要があります。いずれにしても、インプラント治療した部分で食べ物を噛むことができなければ、大きなストレスになりますよね。 また、メンテナンスを怠っていたのであれば、インプラント周囲炎の進行によって、歯茎がやせ衰えることでインプラントの土台となる骨の部分も薄くなり、歯周病と同じように歯がグラグラし埋め込んだインプラント体が不安定になるとこともあります。

(2)インプラントが抜ける

本来は、インプラント体は顎の骨としっかりと結びついているため、正常に手術が行われているのであれば、抜け落ちることはありません。抜けるということは何らかの問題があるということです。インプラントが抜ける程のトラブルで考えられる原因は、(1)の原因と同じです。手術時の火傷や、埋入位置、骨の薄さなどがあげられます。

(3)インプラントが折れる

インプラントのぐらつきがインプラント本体の折れから生じることもあります。非常にまれなケースですが、チタン製でできたインプラント本体事態が折れてしまうこともあるのです。ジェット機の素材や人工骨として頑丈さが証明されているチタンでも、折れてしまうことはあるようです。交通事故のような大きな衝撃や、繰り返しのインプラント体に係る過度な圧力が原因です。一度の軽い衝撃なら、耐えられても何度も圧力がかかる頻度が多くなると、インプラント自体に負担がかかり、それにより折れてしまうこともあるようです。歯ぎしりや強い噛みしめの癖がある方は要注意。歯に過度な負担がかかってしまいます。またかみ合わせのバランスが取れていない場合も、何度も一定の圧力がかかることになり、インプラント体に負担を与えてしまいます。定期的な歯科医院でのかみ合わせチェックが大切です。

 

3.上部構造のトラブル

虫歯のときの詰め物でも、仮歯や差し歯でも同様の上部構造のトラブルがあります。これは、自分の歯で起こるトラブルとも似たようなものが多いです。

(1)歯のぐらつきがある

このぐらつきがインプラント本体の根元も含めたものではなく、歯の上だけであれば、上部構造だけが緩くなっている可能性があります。歯の土台となるアバットメントもしくは、埋め込んだインプラント体との接続部を確認し、ねじが緩ければ再度しっかりはめ直してもらうことで、ぐらつきはなくなる可能性があります。

(2)歯が欠けた・ひびが入った

上部構造には、いくつか種類があり、保険適用できるものから高額なものまで、強度や見た目に差があります。物を咬み合わせるための歯なので、一定の圧力には耐えうるような素材を使っているのですが、それでも無理にかみ砕こうとするとかけてしまうことがあります。

ひびが入るというのも、歯が圧力に耐えられなくなったか、衝撃を受けたかのどちらかが考えられます。歯ぎしりや食いしばりなどの癖に心当たりがある方は、インプラントを守るために、自分の癖を見直してみましょう。

4.歯茎のトラブルによるぐらつきの原因

(1)インプラント周囲炎

インプラントが埋め込まれている周囲の歯茎が腫れていたり、出血・膿などが出てきた場合は、インプラント周囲炎が考えられます。「インプラント周囲炎」はインプラント周りの歯周病です。インプラント周囲炎には、歯周病よりも自覚症状がほとんどないため、気が付きにくく、気が付いたころには進行がかなり進んでいるという状況も少なくありません。

ぐらつきも症状の一つですが、歯茎から出血したり、膿が出てきたりすることもあります。出血するというのは、炎症などにより腫れてしまい、歯ブラシなどの簡単な刺激で傷がつくほど弱くなってしまっているということです。インプラントの場合、神経がなく歯自身のもつ免疫・抵抗力がないため、汚れた部分をケアせずに放置してしまうと、この病気は通常の歯と比べてもはやく進行してしまいます。 また、インプラント周囲炎により、膿が出てきてしまうと、口臭がひどくなります。出血や膿が出てきたら、インプラント周囲に問題が生じている証拠。早めに歯科医に相談してください。

 

5.その他の症状

(1)インプラント周囲に痛みがある・首や顔にしびれを感じる

術後の痛みは、数日で収まります。また処方される痛み止めを飲むことで、落ち着かせることもできるでしょう。

インプラント治療後に痛みが引かない、突然痛みが出てきたという場合は、問題が起こっている可能性があります。インプラント埋入時に、神経を血液や損傷させてしまったということも考えられます。

痛みもそうですが、神経にインプラントが触れてしまっていたり、損傷させてしまったりすると、お口回りや顔にしびれを感じたり、最悪の場合は麻痺させてしまうこともあります。インプラントが神経に触れていることがわかれば、再手術でインプラントの位置を変えたり、抜く必要が出てきます。

お口の中だけでなく、痛みや違和感があれば遠慮なく信頼できる歯科医に相談することをお勧めします。

(2)かみ合わせ・発音

インプラント手術をしたことで、なくなっていた歯が復活します。そのため、今までとは違ったかみ合わせになり、食べ物を食べるときにほんの少し、違いを感じるかもしれません。また、インプラントの上部構造の大きさや角度などによって、発音がし辛くなったりする可能性もあります。

インプラントの上部構造を付ける前に、必ず患者さんにとって最適なかみ合わせをチェックし、それに近づけて歯の形を作ってもらいますが、しっくりこない場合は、相談して調整してもらいましょう。

6.メンテナンスでしっかり長持ちができます

インプラントとは綿密な治療計画と、丁寧なメンテナンスがとても重要になってきます。

インプラントのぐらつきにはいくつかの原因が考えられますが、インプラント体が揺れているのか上部構造だけの問題なのか、かみ合わせのバランスが影響を与えているのかなどの判断はご自分だけでするのはなかなか難しいでしょう。信頼できる医院でしっかりと相談して、納得することはとても大切です。不安な点や違和感があれば、きちんと相談してください。
そして、定期的なメンテナンスも欠かせません。歯科医院で行うインプラントのメンテナンスには、自分ではできない部分の汚れを落とすクリーニング、かみ合わせのチェック、歯茎の腫れなどのチェック、インプラント体や上部構造のチェックなどが含まれます。

また、しっかりとしたメンテナンスを行うことを条件に、インプラントの5年保証、10年保証を行っている医院もあります。

人生を楽しむために選択した、インプラント。いつまでもトラブルなく使うことで、おもいきり笑って、おいしい食事を楽しむことができ、豊かに過ごせる時間が増えていきます。丁寧なケア、しっかりとしたメンテナンスでインプラントのトラブルを予防し、おいしく楽しい時間をお過ごしください。

私たちプラザ若葉歯科では、当院で治療したインプラントだけでなく、他院による治療で困っている患者さんのご相談も承っています。鶴ヶ島市だけでなく、坂戸・川越など周辺の市町村より多くの患者さんが来院されています。

いつでも遠慮なくご相談くださいね。