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2018年6月25日

2018年6月25日

インプラント治療を知って怖さを和らげる

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歯がなくなり、インプラントを検討するも今一歩、踏み出せないという方は多いのではないでしょうか。やってみたいけど、メディアにとりあげられている失敗例が気になってしまい、インプラントは怖いものだというイメージを持たれている方もいると思います。

知らないものや経験したことのないものに対して、怖いと感じるのは当然のことです。例えば、誰もが経験したであろう、歯の抜け替わりはどうだったでしょうか。初めて乳歯が抜けるときも同じような不安と心配の気持ちを感じたことと思います。簡単に抜けるし、痛みもないと知っている大人は、「大丈夫だよ」と言ってあげられますが、歯が抜けることが未知の状態の子供にとっては恐怖しかありません。私の場合も1本目は不安でいっぱいでしたが、2本目以降は、歯が抜ける時だけ家族の主役になったような気がして、少しうれしかったことを覚えています。何事も初めて挑戦するには、勇気が必要ですよね。

実は、となりまち川越市では、「かわごえし子ども情報誌」というものがあり、小江戸探検隊と称して、川越市の見どころや発見などを紹介しているものがあります。子供が実際に行って、挑戦したくなるものや、川越市主催のイベントもありやってみよう、いってみようと思える体験を多く紹介しています。挑戦ができると自信につながるので、となりまちながらよい情報誌を作っているなーと感心してしまいます。

インプラントも挑戦したいと思いながら、足が踏み出せないのは、よく知らないからかもしれません。インプラントには、過去にどんな悪い症例があって、それらはどのように回避できるのか、少しご紹介します。回避策を知ることでインプラントが怖いと感じてしまう気持ちを少し払しょくできるかもしれません。(逆効果になったらごめんなさい)

1.インプラント治療にある悪い症例

2.インプラントで失敗しないための回避策

3.インプラント実施歯科医院を見極めるポイント

4.インプラントは怖くない

1.インプラント治療にある悪い症例

インプラントは外科手術の一つです。歯ぐきと顎の骨に穴を空けて、そこに人工の歯の根っこであるインプラント体を埋め込みます。インプラント手術中や術後のケア不足により起こってしまう、よくない症例をいくつかとりあげます。

(1)骨とインプラントがくっつかない

インプラントは、人工歯根であるインプラント体が骨としっかりと結びつくことで安定感を得ることができるようになります。インプラントと骨が結合する確率は下の歯で98%、上の歯96%と言われています。多くの方が問題なく骨との結合していることが確認されています。しかし、まれに骨とインプラント体が結合しないことがあります。インプラントが骨と結合しないと、しっかりと噛むことができず、快適な生活を送ることができません。

骨とインプラント体が結合しないことには、いくつかの理由があります。
理由の1つは、体が自分の身を守るために、異物だと認識したものを排除しようとする働きによるものです。また、インプラントを埋め込む穴を空ける際に、周囲を火傷させてしまうことによっても、結合はできなくなってしまいます。骨に覆われていない不適切な位置に埋め込みを行っても、骨とインプラント体との正常な結合はできません。

(2)人工歯が取れてしまう

インプラント体が問題なく骨と結合したとしても、その上に被せる人工歯とがしっかりとくっついていないとしっかりと噛むことができません。被せる人工歯が緩んでいたり、調整が正しく行われていないと、不安定なままのインプラントとなり、取れてしまうことがあります。人工歯は骨の中に埋めたインプラントとしっかりとくっついていることが必要です。ゆるんでいると取れやすくなるだけでなく、欠けたり割れてしまうこともあります。

また、上下の歯での噛み合わせの調整も正しく行われていなければ、噛んだ時の力の具合で人工歯が割れてしまうこともあります。

(3)痛みやしびれがある

インプラントを埋め込む際にその位置が悪いと、神経を傷つけてしまうことがあります。また、埋め込んだインプラント体そのものが神経を圧迫することもあります。インプラント治療が怖いと思われる大きな要因が、このような症状が出てしまう可能性についての心配からくるものだろうと思われます。

その他にも、手術時の感染やメンテナンス不足によりインプラントの歯周病であるインプラント周囲炎になってしまいます。この炎症が神経まで広がり、痛みやしびれの原因になってしまうこともあります。

(4)インプラント体がグラグラする

インプラントがグラグラしてしまう原因はいくつかあります。その一つに、手術時に穴を空ける際に周りにやけどをさせてしまうことなどがあげられます。あけた穴の周囲が火傷してしまうとインプラントと骨が結合できません。また、喫煙習慣やコントロールされていない糖尿病がある方も、骨とインプラントとの定着に多くの期間が必要となってしまい、安定しない期間が続くためグラグラしてしまうこともあります。

一方、インプラントと骨はしっかり定着ができた方でも、術後のケアがしっかりできていないと、インプラント周囲炎をおこしてしまいます。インプラント周囲炎は、口の中で炎症が広がることで、インプラントの周囲がボロボロになってしまうこともあります。周囲がボロボロになると、インプラントを支えられなくなるためにグラグラしてしまうのです。

2.インプラントで失敗しないための回避策

(1)正直に問診票に記載する

歯医者さんは、プロフェッショナルです。しかし、全身の既往歴などについては、患者さんからの自己申告によるものが大きいことを忘れないでください。

心臓病や糖尿病、過去の疾患などはインプラントだけでなく、虫歯・歯周病治療などにも大きく関わることがあります。適切な処置を受けるためにも、正しく漏れなく記載しましょう。特にインプラントでは、重度の糖尿病の方では骨との結合ができない恐れがあり、症状がしっかりとコントロールされていることが必要となります。

歯科医院だけでなくかかりつけ医との相談も必要となる場合もあるため、問診票には必ず正しい情報を書ようにしましょう。問診票に注意すべき病状などが記載されていることで、歯科医院も事前に予測できる問題に適切に対処することができます。

(2)精密な検査を受ける

私たちはお口の中の状態の確認やレントゲンだけでなく、必ずCT検査が必要と考えています。レントゲンでは平面の状態の確認しかできませんが、CT検査では立体的にお口回りの状況確認ができるようになります。血管の位置や厚み、神経の位置や深さなどを正確に把握するためには、必須の検査です。

インプラントの埋入の位置は、血管や神経を避けなければいけません。CT検査をすることで、お口回りの血管や神経の通り道を正確に知ることができます。そのため、痛みやしびれの原因となる神経への接触は避けることができるのです。

(3)納得できるカウンセリングを受ける

歯がないところの治療法は、一つではありません。しかし、やみくもにインプラントだけを強く勧めてしまう歯科医院もあるようです。入れ歯やブリッジと比較してもメリットが多いインプラントですが、インプラントだけがすべてではありません。歯科医院として、多くの選択肢を用意した上で、患者さんが納得する料金、治療期間、治療方法を選択できるように提案できるのがプロフェッショナルです。

インプラントを希望する場合でも、どのような不安を持っているか、事前に相談できるようにしましょう。納得できない場合、その医院での治療を断ることも、勇気ある決断の一つとなります。

(4)定期的なメンテナンスを行う

自然の歯も、インプラントも長持ちするために必要なことは、大切にすること。インプラントにとって、一番気を付ける必要があるのは前述のインプラント周囲炎です。インプラント歯周病とは、インプラントの周囲が歯周病菌に感染してしまうことでおきます。歯周病は、歯茎や歯を支える骨を溶かしていく病気です。インプラントの周囲が歯周病に感染してしまうと、インプラントを支える周囲の骨も同じように少しずつ溶かしてしまいます。

特に、インプラントには神経がないため、痛みなどを感じることなく重症になってしまうことが少なくありません。

定期的に歯医者さんに通い、自分では手の届かない歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間、インプラントと歯ぐきの間などを重点的にクリーニングしてもらいましょう。その時に、インプラントに割れやぐらつきがないか、チェックすることで、不良があっても早めに気が付き対処することができますね。

3.インプラント実施歯科医院を見極めるポイント

(1)検査設備が整っている

レントゲン室だけでなく、CT検査ができることが前提です。CT検査の設備がない医院でも、協力できる他医院でCT検査を実施してもらうところもあるようです。神経や血管などの位置を正確に知るために、必須となる検査なので、この検査なくインプラント手術に臨もうとする歯科医院は避けた方がよいと言えます。

(2)手術室または専用ユニットがある

抜歯についても同じなのですが、インプラント手術も清潔であることが大前提です。菌が完全に排除されていれば、抜歯後に腫れることはありません。インプラントも同様です。インプラント手術では、特に歯ぐきを切開し骨を削ります。もしも、傷口に菌があれば炎症が広がったり、腫れたりしてしまうのです。滅菌状態を保持するために、手術室や手術専用のユニットが用意されていることが望ましいでしょう。

(3)徹底的な滅菌を行っている

歯科医院がどの程度滅菌に力を入れているかは、患者さんの目線からはなかなか判断が難しいものです。簡単な見極めのポイントを2つ紹介します。

・患者ごとに使用器具を滅菌パックから開けて使っているか
・患者ごとにゴム手袋を変えているか

菌を広げないこと、死滅させることは医療機関において絶対条件です。上記2点を行っていない歯科医院には、筆者は絶対行きたくありません。菌がなければ炎症は起きないのです。滅菌は、歯科医院の愛であることを覚えておいてください。

(4)インプラント以外の選択肢がある

インプラント以外の選択肢を与えない歯科医院は、はっきりいってお勧めできません。確かに、患者さんとしてもインプラントは入れ歯やブリッジと比較できないメリットがあります。インプラントは日常生活や食生活にとっても、利点は多いものです。しかし、インプラントについての不安を払しょくできない方へ、無理やりインプラントを勧めるのは、いくら腕に自信があると言っても親切な医院とは言えませんよね。

納得してインプラントという選択肢を選べるように、納得できない場合は他の選択もできるように支援することができているかどうかが、良い歯医者さんとしての見極めポイントです。

4.インプラントは怖くない

始めてジェットコースターに乗った日を覚えていますか。怖いけど、興味があって、みんな楽しいよと言っている、だからチャレンジしたい!という気持ちだったのではないでしょうか。

インプラントに挑戦してみたい気持ちは、ジェットコースターと似ているかもしれません。インプラントには、最初の不安を大きく上回るほどの、快適さと安心感があります。しかし、自分の歯以上の快適さを保証するものではありません。一番大切にしてほしいのは、ご自身の歯です。自分の歯以上の快適なものはないと覚えておいてください。

それでも、自分の歯が生まれつきなかったり、歯周病などによって失ってしまったときの補う方法として、インプラントがあります。少しでも自分の歯のような快適さを味わってほしいという願いから開発されたものです。

時々メディアで紹介される失敗から、インプラントに対して、過度の不安を持っている方もいるでしょう。信頼できる歯科医院を選ぶこと、自身でできるケアを怠らないことなどで、その不安は解決していくことができます。

歯は、無くしたままだと周りの歯に歯並びやかみ合わせが悪くなるなど、悪影響を及ぼしてしまいます。今ある歯を大切にするためにも、一歩踏み出すことが必要なインプラントという選択肢を考えてみませんか。

滅菌は、患者さんへの愛だと考える、プラザ若葉歯科。

インプラントへの不安、相談、それ以外の選択肢の相談も含めて、歯やお口回りに 関するどんな心配事も一緒に解決していきたいと考えています。

ぜひ、歯のプロフェッショナルが集まる、プラザ若葉歯科医院へご相談にお越しください。