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2017年9月

2017年9月15日

インプラントの寿命は?

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インプラントはメリットが多いといわれていますが、実際のところどれくらいの期間使用し続けることができるのでしょうか。今日は、インプラントの寿命についてお話します。

1.インプラントに寿命はない!?
2.実際に使用した場合の寿命
3.インプラントがダメになる原因
4.長持ちさせるための秘訣

1.インプラントに寿命はない!?

そうなのです。インプラントは、チタンという素材でできています。チタンは、飛行機の部品に使われるほど頑丈で、ゴールドやプラチナと同じようにほとんどさびないという性質があります。
そのため、インプラント自体は、脆くなることも錆びることもなく半永久的に存在することができるのです。まさに不死不滅です!

2.実際に使用した場合の寿命

インプラント自体には寿命がないとはいっても、インプラントは、口の中で歯の根っこの代わりとして機能してくれるものです。インプラントをお口の中に入れた後、歯として十分に活躍した場合の寿命が一番気になるところですね。

現在、治療後10年間のインプラント生存率は90%以上です。9割以上の人が10年以上、インプラントを使い続けているということです。
比較的歴史が浅いため、事例はまだ少ないですが、今後はインプラントの生存率が20年~30年を超える報告も出てくることと思います。
インプラントの治療を初めて受けた患者さんは、亡くなるまでの40年間以上、問題なくインプラントを使い続けていたという報告もあります。

いつも清潔にすることを心掛け、適切なメンテナンスを行うことで、インプラントは半永久的に問題なく使い続けることができるものなのです。

3.インプラントがダメになる原因

インプラントが使えなくなる原因は、3つです。

①メンテナンス不足-インプラントの歯周病
②かみ合わせの力バランスのずれ
③インプラント自体の破損・欠損

①メンテナンス不足-インプラントの歯周病

まず、一つ目「メンテナンス不足」についてご説明します。 インプラントがダメになってしまう一番多い原因は、インプラントの歯周病です。これは「インプラント周囲炎」と呼ばれています。

インプラントには神経や毛細血管などが通っていないため、細菌などを撃退する免疫力は自然の歯に比べて劣ってしまいます。普段の歯磨きなどのお手入れも必須ですが、自分ではできない細かい部分のお掃除や磨き残しなどは、定期的にメンテナンスを受けてきれいにしていかなければ、そこから細菌に感染してしまうのです。

インプラントは、自然の歯よりも免疫力・抵抗力が劣っているので、細菌が感染し「インプラント周囲炎」になってしまうと、通常の歯周病より進行しやすく、自覚症状も少ないです。そしてこの病気は歯周病と同じように、歯茎から出血したり、歯茎がやせていったりしてしまうため、歯茎やあごの骨の土台が脆くなり不安定になります。インプラントがぐらついて使えなくなったり、最悪の場合は抜けてしまう可能性があるのです。

メンテナンスを怠ってしまうと、汚れが付着したままとなり、そこから細菌に感染してしまいます。
これは、きちんとしたメンテナンスで予防が可能です。メンテナンスとチェックは欠かさず行って、お口の中を清潔に保ち大切にしていきましょう。

②かみ合わせの力バランスのずれ

かみ合わせや歯ぎしりなどは、歯にとても大きな力が加わります。それだけではなく、日常の食生活においても、バランスが悪いかみ合わせのままだと、偏った圧力が歯にかかってしまい、歯の寿命が短くなってしまいます。

インプラントを手術する際には、バランスをうまく調整したとしても、噛み癖や話し方の癖などで、少しずつずれてくる場合もあります。自然の歯は、かみ合わせるときの圧力を軽減するクッションの役目を果たす層があるのですが、インプラントにはありません。噛むときの力はクッションなしでダイレクトにインプラントに伝わります。

噛み合わせや歯ぎしりなどでインプラントそのものに、大きな力が偏ってかかってしまうと、インプラントがその力に耐えられずひびが入ったり、折れたりします。
全体的にバランスが取れていれば、普段の食生活を続けることに特に問題はないのですが、歯ぎしりの癖があるひとは要注意です。

③インプラント自体の破損・欠損

インプラントも部品のため、破損することがあります。インプラントの部品自体が原因となるものは次の4点です。

(a)連結しているネジの破損
(b)インプラントと被せ物との接着に使用したセメントの流出
(c)被せ物の破損
(d)インプラント体の破損

(a)連結しているネジの破損

白く見える被せ物(歯冠)とインプラント(根っこ)の間には、その二つをつなぐアバットメントと言われるねじがあり、これが破損した場合は、付け替えが必要となります。

(b)インプラントと被せ物との接着に使用したセメントの流出

インプラントと被せ物をセメントで接着している場合、セメントが流れ出し被せ物が取れてしまうことがあります。その時は、セメントを付け直すことで再利用が可能です。

(c)被せ物の破損

歯に力が入りすぎることによって、負担がかかり被せ者事態が欠けてしまうことがあります。被せ物の破損の場合は、その部分を作り直すことによって、継続して使用が可能です。

(d)インプラント体の破損

骨と結合しているインプラントそのものが折れてしまうこともあります。その時は、折れてしまったインプラントを摘出しなおす必要があります。

4.長持ちさせるための秘訣

メンテナンス次第では、半永久的に使えるインプラント。
何といっても、長持ちさせるための秘訣はお口の中を清潔に保つことが一番です。
実は、歯が抜けてしまう原因とインプラントが使えなくなってしまう原因はほぼ同じ。

歯周病、虫歯、かみ合わせによる過度な圧力

この3点セットが主な原因です。
そのため、歯磨きを怠ったり、ヘビースモーカーだったり、歯周病になりやすい生活をしている方にインプラントをお勧めすることはできません。

歯と口の環境を清潔に保ち、メンテナンスをさぼらないことが何よりも大切!

インプラントと寿命の二つのキーワードを考えたとき、インプラントそのものがどれくらいの期間使用できるかのみに焦点を当ててしまいがちですが、もう一つ大きなポイントがあります。
それは、インプラントは入れ歯やブリッジと比べて、他の歯を傷つけないという特徴のことです。入れ歯やブリッジは、頑丈な今ある歯を土台として固定するため、問題なく使用できている歯の寿命を結果的に短くしてしまうのです。
インプラントは、ほかの健康な歯を守りながら、歯を取り戻すことができる優れものなのです。

まだまだインプラントは、一般的にはなじみの薄い治療法かもしれません。しかし、少しずつ浸透していっていることも事実。
入れ歯やブリッジと比較しても、噛む力は比べ物にならないくらいの強さを保つことができます。歯だけではなく、健康に気を配り生活していくことは、人生を大切にしていくことにつながっていきます。

インプラントについて聞いてみたいと思う方は、インプラントセンターのある私たちプラザ若葉歯科へ。
いつでも質問、ご相談お待ちしております。