インプラント以外もしっかりと守る

~坂戸,鶴ヶ島,川越市のインプラント専門医のプラザ若葉歯科~
川越市にお住まいでインプラント治療をされた方がメンテナンスで来院されました。
インプラントをしてからというもの、インプラントを守ろうという意識と、お口の中の管理を
徹底したいという熱意のある方で、天然歯についてもたくさんご質問をいただきました。
日頃から予防の重要性についてお話をさせていただいている身からすると、とても
嬉しい変化です。
お会いする毎に口内環境が整っていくのを目の当たりにすると一緒に頑張って良かったと
感じる事が出来ます。
お部屋の片付けなどもそうかもしれませんが、きれいな箇所があると散らかっているところが
気になってしまうものですよね。
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歯もインプラントやその他の治療を行うと、治療した箇所以外の欠損や小さな傷、着色が今度は気になってくる方も多くいらっしゃいます。
前回までは、歯を守る為のお話でした。
では、実際に歯が欠けてしまったその後の対処について書かせていただきます。
●詰物がとれてしまった
歯が欠けたとは意味が異なりますが、よく起こるケースです。
場合によっては、詰めた物が外的要因で取れた際に周囲に当たり、歯が欠けてしまう
こともあります。
詰め物は保管し、受診される際にご持参ください。

●歯の亀裂が小さい、欠けた箇所が小さい

亀裂や傷が生じると歯の表面に凹凸が出来ます。その為に食物の繊維の引っ掛かりなどが
生じてきます。
この場合は、削って引っ掛かる箇所を平らにします。
欠けた箇所が小さい場合は、コンポレットレジンというプラスチックを使い欠けてしまった箇所を
埋めるという作業で治療出来ます。
●歯の根が割れてしまった
歯に亀裂2 .png
この様な状態を歯根破折(しこんはせつ)といいます。
名称の通り歯の根っこに当たる部分が割れてしまう症状です。
表面に割れが見えない場合や、割れ始めはレントゲンに写らない為、気付きにくいのですが、割れ目から細菌が入り込み、凍みや痛みを伴ってきます。
最悪は歯を抜かなければいけなくなります。
歯を失う原因としてはベスト3に入る程で、注意が必要です。
歯根破折の治療法はケースにより異なります。
①神経がある状態で痛みが強い場合は、神経を抜く治療を行います。
②部分的で比較的軽度の割れの場合は、内側から接着剤で固定し、さらに土台部を接着固定
 した上で、かぶせ物を装着します。
③一度抜歯してから接着剤で修復します。
 割れている部分が深くまで広がっている場合は、歯を一度抜き元に戻すという処置を行う
 場合もあります。抜いた後は②とほぼ同じ流れです。
④歯を部分的に矯正します。
 割れている部分が歯茎の上の場合に行える治療です。
 亀裂が生じている部分を歯茎の上に引き上げる事で、細菌の侵入を防ぐ目的です。
⑤割れている部分のみを抜きます。
 奥歯で、かつ根の数が複数の場合の治療法です。
 割れている部分を切断します。
 そして残っている歯を利用してブリッジなどで対応します。
⑥抜歯します。
  これは最終的な手段です。細菌感染により、根の周りの歯茎や骨が溶けてしまった場合は
  そのままにしておくと割れた歯が細菌源となって化膿や痛みが続いてしまいます。
今回は実際に歯が欠けた・割れた後の処置について書かせていただきました。
治療といっても色々と選択肢が存在します。
当院では患者さん一人一人に合った治療プランをご提案致します。
当院へは川越市内、川越エリアからもインプラントのご相談に多くお越し頂いています。
東上線若葉駅 徒歩2分、駐車場も完備しております。
お車でしたら鶴ヶ島インターからも比較的近くで便利です。
坂戸,鶴ヶ島,川越のインプラントならインプラント専門医の当インプラントセンターへ


〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷792-1レクセルプラザ若葉101
TEL:049-287-1515
【診療時間】 平日 9:00~13:00 15:00~19:00 土曜 9:00~13:00 15:00~17:30
 

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